2013年7月23日火曜日

テーブルのシミ跡

キャビンのテーブルやデッキチーク部分にワインのこぼれた跡や汚れが取れないので
デッキ処理を行いました。
甲板部分のチークも処理を行いましたので、かなりの時間が掛かりましたが、努力の
かいがあり、御覧のように、奇麗に仕上がりました。


 
 
デッキ終了後にケワロ湾のインデアンの乾燥状態を確認に行きました、乾燥後に
内部処理の予定です。

アメリカ本土より。

アメリカ本土より、メカニックの方が来てくれました。

ウインチ、バウスラスター、ゼネレー内のエンペラー等各部の不具合の確認。

素敵なお客様

井氏の素敵なお客様方です。




2013年6月10日月曜日

インディアン

斉藤氏から依頼のありました、ケワロ湾のインディアンをチェックしてきました。
インディアンの内部、外部をチェックします。



船底にはビルジが溜まっています、状況を見ると、水が長い時間溜まって
いたような感じです。
オートビルジポンプを付けた方が良いですね。





長時間水没のため、木部が酷い状況です。




キャビン内のロックも破損しています。



 

木部はターマイト(シロアリ)の被害を受けています。



 
 
外部、ニスの部分もメンテナンスの必要があります。




小物入れの蝶番部分にも錆が出ています。




 
 
キャビン屋根の部分も合板が浮いて隙間の浸水が心配です。
その他、舫いロープを通すフェアリーダも破損しています。

この後、ベネトゥ50Fの月初めのチェック並びに整備を行います。

2013年5月23日木曜日

ゼネレータ動作不良/デッキ定期メンテナンス

定期点検でゼネレータを動作させた処、1分ほどで発電用のエンジンが
止まってしまいましたので早速点検修理をします。


スターボー側のラット前からゼネレータ部に入る事ができます。
1分程で停止すると言う事は、多分冷却水が回っていないと目星をつけて冷却系を
チェックしました。
ありました!!写真で分かるようにホースの途中まで水は来ていますが冷却水用の
フィルター部に水が来ていません、この部分は毛細管の原理で、水が満たされてなければ
冷却水を吸い上げるこ事が出来ません。



フィルター部の上蓋を外し、呼び水を注入します。500mmのペットボトル2本程で
フィルター部に水が満たされました。



 
修理をしている間に地上班はデッキの定期メンテナンスです。
今日はコックピット周辺を重点的に綺麗にしました。

2013年5月14日火曜日

ケアロ湾のボート

ケワロ湾の26Fヨット。点検
スターボー側スターンのスタンションの一部が無くなっています


現在はシートで補修していますが航行には少し危険ですね
対処が必要です。


特に船には問題無く舫いロープの増す締めをしておきました。
内部は鍵が無いので、点検を出来ませんでした。

2013年5月7日火曜日

オイル

エンジン細部チェック
 


エンジンオイル追加
 

本日のゲスト


2013年5月1日水曜日

久々の出港

久しぶりの出港です。
友人2人を招待しての出港です。
3時~5時の約2時間ほどの航行でした。
風は1~4メートルで穏やかな海でした。
微風でオーナーは少し物足りない様ですがゲストのお二人は、とても喜んで頂けました。

2013年4月14日日曜日

ステンレスパイプ磨き

オーニングを外し、ステンレスパイプを剥き出して、サビ落としです。

キャンバスに覆われた部分全体に、このようなサビが出ています。

パイプに傷が付かないように注意して、サビを落とします、かなり綺麗になりました。

コーナーの部分は少し深くサビが、進行している様です。

此方も大丈夫、ご覧のように綺麗になりました。

パイプ全体が磨き終わりました。

元のように取り付けて、完成です。
サビが出ない様に、航海後は必ず、ハル全体、特にキャンパス部分やアクリル窓を
水道水で念入りに洗って下さい。

2013年4月8日月曜日

ステンレスパイプ

オーニング部分のステンレスパイプに錆が発生しています。
この錆の発生する原因として一番考えられるのは、塩水を被り、そのまま放置した
場合に多く見られます。
航海後クルーの方は必ず真水で船体やオーニング、アクリル窓等洗って下さい。
アクリルやガラス窓も海水が付着した状態で放置しますと鱗状の斑点が付き
とれなくなる事があります。


特にシートの掛かった部分は重篤な状態です。
至急の対策が必要です、対処中

2013年4月5日金曜日

月初めのメンテナンス

4月に入りました月初めのメンテナンスです。
定期メンテナンス以外に、船内外の気になる部分をメンテナンスします。

前々から気になっていた、シャワールームのメッキ部分の錆やカビを落とします。
かなり、ひどい状態です。

特に排水口部分はご覧の状態です。


新品とはいきませんが、大分綺麗になりました、これで気持ちよく使えますね。

こちらも気になっていたゲストバスルームの指の跡の様な汚れです。


これも何とか気にならない程度に落ちました、排水口も綺麗になりました。


ウインチの金属部分も汚れや傷をチェックして磨きます。

外回りの金属部分も綺麗に磨きます。

2013年3月8日金曜日

チークデッキ磨き

かねてより、依頼のありました、デッキのメンテナンスです。
立ち会って来ましたので掲載いたします。
最初に、水だけで、こすって見ましたが水分のある間は、しっとりと
良い色ですが、乾くと元の様な状態になりますので、チークに悪影響
の少ない、専用清掃、用品を使う事にしました。


チーク部分に悪影響がないか、テスト磨きで乾いた状態です。
問題無く、チークのカラーが出ています。


ご覧のように汚れが取れますが、この状態するには、かなり力を入れてゴシゴシと
こすらなくては成りません、デッキ磨きは昔から奴隷の仕事と言いますが
その意味が分かる一瞬です。


船の前部が綺麗に磨けました。最初の磨きなので念入りに行います。

コクピットシート部分です、磨いた部分との差は顕著ですね。

コクピット内も丁寧に磨きます、汚れてないと思ったのですが、かなり汚れが落ちました。

外見も良くなり、元のデッキの色を取り戻しています。
チーク周りは一日では終わらず、2日にかけて全て終えました。

2013年1月16日水曜日

 ベネトゥ 50f メンテナンス状況

 
ベネトゥ50f日々のメンテナンス状況です。
 
マニュアルの年間メンテナンス表にのっとりチェックを行います。新艇ですので
機関その他は全く問題がありません。
かねてよりの不良箇所(ウインチやゴミ箱)以外は快適に働いています。
細かい部分を上げていくとイロイロありますが、移動に問題がある部分は
特に、ありません。
 

メンテナンスの為の表にのっとりチェックします。

スペックです、クリックをすると大きな画面で見ることが出来ます。

 船体の汚れが目立っていますので、水洗いをしました。

 

 
ガンネル部分は表面のオイルが取れるまで写真の様な茶色の水滴が付きます
これも暫くすると出なくなります。

気になっていた、マスト下のオイル汚れを処理します。

アセトンとシンナーを使い綺麗になりました。
 

船体側面の汚れも同じ様に綺麗になりました。
 

微細なスクラックの入った傷はコンパウンド等を使い綺麗にします。

ゴミ箱修理
 
キャビン内のダストボックスの取り付けが悪く直ぐに外れて適切な位置に納まりません
修理のため、全体を取り外します。

外して見ると取り付け枠のコーナー部分が写真の様に、破損していました。

持ち帰り、強力なグルーを使いクランプで圧着します。

 接着が終わった枠にビス止めの為、枠とステンレス共に下穴をあけます。

4隅をご覧のようにビス止めしました。これでステンレス部分がしっかり固定出来ました。

スライド部分全体を、ビス6箇所で取り付けます。

 同じくビスを使い、フロントパネルとステンレス部分を固定します。

 BOXをセットして元の様にスムーズに使える様に成りました。


買えない鍵の製作
入り口の鍵が一般の鍵屋さんでは製作出来ないとの事なので私の方で製作する事
に、しました。

適切な形の鍵がありませんでしたので、既存の鍵にロウ付けで面積を増やし使うことに
します、写真のトーンの変わっている部分がロウ付けした部分です。左の棒状の物はロウ付け
用の棒です。
元の鍵を参考に、各種ヤスリを使い、微調整をしながら仕上げてゆきます。

製作した鍵の動作状況です、スムースに、動きます。